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賀川光夫の経歴は?死因は自殺|聖獄洞穴遺跡の文春の誤報と世間の声

文芸春秋『週刊文春』の誤報記事によってこの世を去った、故・賀川光夫さん。

とても悲しい事件でした。

賀川光夫さんの経歴や『聖獄洞穴遺跡の文春の誤報』について調査しました。

賀川光夫さんのプロフィール

氏名: 賀川 光夫(がかわ みつお)

生年月日: 1923年01月05日

没年: 2001年

享年: 78歳

出身地: 栃木県烏山町 (現・那須烏山市)

最終学歴: 日本大学文学部史学科(昭和22年に卒業)

考古学者として、別府大学の史学科 (現史学・文化財学科) の創設、大学の発展に尽力。

2001年に、他界しています。

賀川光夫さんの経歴

賀川光夫さんの経歴、受賞歴は以下の通りです。

日本大学法文学部を卒業後、大分県文化財委員会を歴任

1908年創立、大分県別府市にある『私立別府大学(旧 別府女子大学)』に勤務。

大分県を中心に、旧石器時代から中世に至るまでの遺跡の発掘調査に関わり、九州の考古学のパイオニアとして注目されました。

賀川光夫さんの経歴

  • 大分県文化財委員を歴任
  • 1959年 (昭和34年):別府大学(旧 別府女子大学)文学部教授
  • 1961~1984年 (昭和36〜59年):別府大学(旧 別府女子大学)文学部 学部長に就任
  • 1963年 (昭和38年) :別府大学(旧 別府女子大学)史学科(史学・文化財学科の前身)を創設
  • 1987年 (昭和62年) 4月~:別府大学(旧 別府女子大学)学長に就任
  • 大分県本匠村の聖嶽洞穴の発掘調査責任者

賀川光夫さんの受賞歴

  • 1978年 (昭和53年):文化庁長官賞
  • 1981年 (昭和56年) :文部大臣賞
  • 1997年 (平成9年):勲三等瑞宝章
  • 1998年 (平成10年) : 第57回西日本文化賞

賀川光夫さんの死因は自殺

賀川光夫さんの死因は、

『自殺』であったことがわかっています

自らにかけられた疑いに対し、潔白を訴える内容の遺書を残して自殺されています。

当時、衝撃的な事件に、深い悲しみに包まれました。

賀川光夫さんにかけられた『疑い』、『誤報』の概要とはどんなものだったのでしょうか。

聖獄洞穴遺跡の誤報の概要

1962年(昭和37年)に調査した聖嶽洞穴(現・大分県佐伯市)から出土した旧石器時代の人骨(前頭骨・頭頂骨・後頭骨の破片)と石器。

これらをめぐって、株式会社文藝春秋が発刊する週刊文春』が捏造疑惑を報じました。

聖嶽洞穴の発掘調査責任者は賀川光夫さんでした。

  • 週刊文春が三度にわたって、捏造疑惑を報じる
  • 2001年 (平成13年):自身の潔白を訴える内容の遺書を残して自殺
  • 遺族側が先生の名誉毀損を裁判
  • 2004年 (平成16年)2月23日:福岡高等裁判所判決が、謝罪広告の掲載と慰謝料920万円を命じた
  • 2004年 (平成16年) 7月15日:最高裁判所が、不服とした文藝春秋社の上告を棄却
  • 株式会社文藝春秋が発刊する『週刊文春』の杜撰な取材による記事であることが認められ、賀川先生の全面勝訴で結審


『週刊文春』9月2日号掲載の謝罪文全文

故賀川光夫別府大学名誉教授に対する謝罪文
 週刊文春二〇〇一年一月二五日号、同年二月一日号、同年三月一五日号において昭和三〇年代に大分県聖嶽洞穴遺跡から採取された石器が捏造であり、同遺跡の発掘調査の責任者であった賀川光夫別府大学名誉教授があたかもその捏造に関与した疑いがあると受け取られる一連の記事を掲載しましたが、これらの記事のうち、石器が捏造であること及び同教授がこの捏造に関与したことは事実ではありませんでした。
 この記事により、故賀川光夫別府大学名誉教授の名誉を傷つけ、ご迷惑をおかけしたことをお詫びします。
  株式会社 文藝春秋 代表者代表取締役 上野 徹  週刊文春前編集長 木俣正剛  取材記者 河﨑貴一
賀川トシコ様 賀川 洋様 賀川 真様

引用元:日本考古学協会

『聖獄洞穴遺跡の誤報』世間の声

聖獄洞穴遺跡の誤報について、世間の声を調査しました。

ご家族やまわりの方々は、どんなに辛かったか。 想像に難くないです。

引用元:X(旧Twitter)

この程度の謝罪で許されるなんておかしい。個人なら誹謗中傷で刑事罰に処されることもあるのに、なんで出版社は報道の自由を拡大解釈して虚偽で悪質な言論まで許容されるのか?関係者全員に刑罰を与えるべき。

引用元:X(旧Twitter)

本当です。人の命より大事なものがあるのか?迷惑で片付けられない話。十分に自信を持って取材し、掲載したけっかがこれ???

引用元:X(旧Twitter)

「死をもって報道に抗議する」とした教授の自殺を受けてこの文章は軽すぎる。「名誉傷つけてごめんなさい」といえば何書いても良いのか。「ご迷惑おかけして」ってそんな軽いレベルじゃない。 これに対して放置してきたことが問題ですよね…。行政処分等でてないのでしょうか。ただ悲しい。

引用元:X(旧Twitter)

まとめ

『賀川光夫の経歴は?死因は自殺|聖獄洞穴遺跡の文春の誤報と世間の声』と題してまとめました。

賀川光夫さんのご冥福をお祈り申し上げます。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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